北野先生のパワーリフティング講座


   

 基礎理論

  筋肉作りに必要なのは「トレーニング、栄養と休養」です。そして、栄養には
  「たんぱく質、炭水化物、脂肪」の三大要素があります。
  筋肉造りに必要な栄養はたんぱく質ですが、それだけ取っていればよいというような
  単純なものではありません。
  炭水化物、脂肪さらにミネラル等も必要なのです。

  胸のトレーニングをするとしましょう。まず、トレーニングを始める前に炭水化物を
  取ってエネルギーを蓄え、直前にアミノ酸を取ります。

  ストレッチで十分に身体を温めてから最初の種目のベンチプレスを始めます。
  アップでセットごとに重量を上げていき、5セットで12RMになるまで重量を増加
  させます。
  アップ後は最初にメインセットの3RMの重量で筋力の強化をします。
  次に6RMまで重量を下げて6レップで筋力の強化と筋量の増加を図り、最後に10RM
  で筋量の増量のために追い込みます。

  それが終わったら補助運動に移ります。肩、上腕三頭筋から上腕二頭筋と続けていきます。
  この間、常にアミノ酸を補給しながら行います。

  トレーニングは終了して「はい、終わり」ではありません。

  効果を得るにはここからが大切なのです。
  まず、最初にしなければならないのはシャワーでも着替え
    でもありません。
  トレーニング後30分間のゴールデンタイムにたんぱく質の
  補給をするのです。
  プロテインを飲んでトレーニングで崩壊した筋肉をより大きく、
  より太く再生するのです。

  栄養を十分に補給しないとトレーニングではなく、奴隷の
  労働になってしまいます。
  奴隷はハードに「トレーニング」をしても、栄養と休養の
  不足から筋肉の再生が困難なのです。傷ついた身体は二度と
  復活することなく朽ち果てていきます。

  筋肉を鍛えるのには、この三大要素「トレーニング、栄養、休息」
  を計画的に実行することが必要です。誰でも栄養だけ或いは休息
  だけ取っていても筋肉の発達はあり得えません。
  前者は「喰っちゃ寝」状態であり、まるまる太り球形に近くなって
  いきます。

  同じ体積なら球が最も表面積が少ない立体であるのだから、
  これは物理学的“理”に適っています。
  後者は「無気力症候群」です。
  「栄養不足から痩せ細る」、「栄養の片寄りから腹が膨らむ」
  等の症状が表われてきます。
  世界各国から食料を買いあさっている日本では自然発生的には
  起こりえない現象です。
  ともかくトレーニングをしなければ何も成果は期待できないと
  いうことです。

  しかし、心しなければならないことは、いくらトレーニングをしても
  栄養と休養を与えなければ
  筋肉が発達しないという事実なのです。
  栄養としての食事とサプリメント(プロテイン、クレアチン、グルタミン、
  アミノ酸、マルチビタミン、亜鉛、鉄等々から
NO[一酸化窒素]まで)を
  どのタイミングでどのように取るのか。
  休養をどのように取ったらいいのか。
  これらの課題を科学的に計画し、実行しなければならないのです。

   



 基礎理論

 トレーニングプログラム

成長ホルモン 

 スクワット

 ベンチプレス

 デッドリフト

 補助種目

   


 

                             

   トップにもどる
   

inserted by FC2 system