■■■ギアの選び方
インザー レバーアクションベルト 15000円前後
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タイタン リストラップ 4000円前後
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タイタン ニースリーブ 5000円前後
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タイタン スーパーカタナ 30000円前後 |
@ベルト
ベルトはほとんどの選手が使うギアですが目的は三種目によって
異なります。
ベンチプレスではノーベルトの選手もよく見かけます。
ベンチプレスの場合、ベルトをすることで腹圧を上げる・ブリッジ
での腰の負担を軽減させる目的がありますが、逆に高いブリッジ
の邪魔になる、効果が期待できないなどの理由でベルトを使用
しない選手もいます。
フルギアだけベンチシャツが上にずれないようにベルトを
巻く選手もいます。
その場合は通常の10センチ幅ではなく5センチ幅の細いベルトを
使用するケースも多いようです。
これに対してスクワット・デッドリフトではほぼ全ての選手が
ベルトを使用しています。
背骨に直接重量を受けるために、背骨の安定感を増す、腰の保護、
腹圧を上げる目的でベルトを使用します。
通常は腰骨あたりに巻くのが一般的ですが、最近「ハイベルト」
といって背中に巻く選手が出てきたようです。
「ハイベルト」については「SBDコラム」で神野選手が解説
していますのでご覧ください。→SBDコラム
Aリストラップ
リストラップは主にベンチプレスでの手首の保護、手関節の安定
のために使用しますが、スクワットで使用する選手もいます。
ルール上、長さは1m以内ですが、巻く手間がかかるため50〜60センチ
のラップを使う選手が多いようです。
ゴムの材質も柔らかいものから固いものまであります。
ただし、ベルト同様ベンチプレスではラップを巻かない選手も
います。
「SBDコラム」でリストラップとエルボースリーブ(試合では
使用できません)をノーギアベンチチャンピオンの鈴木選手が
解説していますのでご覧ください。→SBDコラム
またリストラップの巻き方について元世界チャンピオン
ふじた選手が解説していますのでご覧ください。→You Tube
Bニースリーブ
2014年からノーギアで着用が認められた新しいギアです。
フルギアのニーラップほどではありませんが、膝関節の安定・
けがの予防に役立つようで、ノーギア大会で使用する選手が
増えてきました。
なるべく小さいサイズを履くことで反発力が増し、重量アップ
が期待できますが、ルールでは試合中に他人が手を貸して着脱
することやビニールなどを用いて着脱することは禁止されて
いるので自力でできる範囲のものを選ぶ必要があります。
なおニースリーブのお手入れ方法については「SBDコラム」
で解説しているので、ニースリーブを使用している選手は
ご覧ください。→SBDコラム
Cベンチシャツ
ベンチプレスにおいては最も記録向上が期待できるギア
ですが、年々品質が向上してきており、その効果があまりに
大きいことから度重なるルール改定が行われています。
ベンチシャツは体にフィットさせることで効果を発揮
できるギアなので、ほぼ全員がカスタムして自分の体に
合わせています。
現在のルールでは縫って小さくできるのは袖の部分だけで
胸の部分を縫ったり、袖を短くしたものは使用できません。
ただしメーカーにオーダーして袖を短くしたものはOK
という分かりにくいルールになっています。
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