■■■シューズの選び方
タイタン スクワットシューズ 30000円前後 |
アシックス 727 30000円前後
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アディダスパワーリフト 20000円前後
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アディダスアディパワー 35000円前後
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ナイキ ロマレオス2 35000円前後
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リーボッククロスフィットリフター 30000円前後 |
パワーリフティング競技にとってシューズの選び方はとても重要です。
しかも三種目でシューズを選ぶポイントが異なるため、選手の使用する
シューズは多種多様です。
実際いろいろなシューズを試してみることは不可能なので、ここでは
ネット上での情報をまとめてみました。
現在ネットで「パワーリフティング専用シューズ」というものは販売して
おりません。
やはり三種目全てで使用できる靴というのが難しいからだと思います。
以前ミズノでパワーリフティングシューズを発売していたようですが
今は販売していません。
@スクワットシューズ
パワーハウスからタイタンのスクワットシューズが販売されていますが
スクワットでは圧倒的に「ウエイトリフティングシューズ」を使用して
いる選手が多いようです。
かかとが高いために、立った時に重心が前方に移り、肩のうしろに重い
バーベルを担いだ時にバランスをとりやすいためです。
パワーリフティングルールでは「かかとの高さは5センチ以内」という
基準があります。
市販のウエイトリフティングシューズはすべて基準を満たしていますが
高さにはかなり幅があり、履いた感触はかなり異なるため、フォームに
よって最適な高さを選択する必要があります。
ウエイトリフティングシューズの素材にもいくつか種類があります。
靴がゆるくて中で足が動くようでは安定感が低下するため、伸縮する
布製よりは伸縮しない革・合成皮革製のもので足にピッタリのサイズ
を選ぶことが大切です。
ただしアディダス・ナイキのような外国製のシューズは一般的に西欧人
の細長い足にフィットする設計になっているので、日本人には合わない
場合もあります。
その点、アシックスは日本人の足用に設計されているため、外国製
シューズよりフィット感に優れており、アシックス製しか履かない
(履けない)選手もいます。
また、ナイキのウエイトリフティングシューズには中敷き(インソール)
が2種類(低いものと高いもの)ついています。
ソール(靴底)はランニングシューズやバレーボールシューズのように
ショックを吸収し形が変わるような構造ではパワーが逃げてしまうため
アシックス727は木製、他社は固いゴム製です。
木製や固いゴム製ソールは重さで形が変わることはありませんが、
高重量スクワットでは、ボトム位置から立ち上がる時にほんのわずか
収縮−膨張をし、その反発力を利用することで記録を伸ばすことが
できるそうです。
ただし、木とゴムでは反発の仕方が異なるため、木製の反発力を好む
選手はアシックス727を使用しています。
アディダス・ナイキ・リーボック・ドーウィン・セーフなどゴム製ソール
の製品の違いは不明です。
またアシックス727はかかと部分だけ分かれており、土踏まずの部分は
床に付きません。
アディダス・ナイキは足裏全体が平らなので、重量を足裏全体で受ける
形状になっています。
基本的にスクワットは足裏全体で重量を受けたほうがいいのですが、
かかとが分離していることで、かかとだけ特に強い反発力が得られる
メリットもあります。
ただしスクワットフォームによっては足裏全体で反発力を受けたほうが
いい場合と、かかとのみ強い反発力を受けたほうがいい場合があるので
選手によって好みは分かれるようです。
この各社異なるソール形状も材質とともにスクワットのボトム位置から
の反発力の違いになっているのかもしれません。
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